マレーシア政観、震災リカバリープラン-招待研修プロジェクトの学生発表

  • 2011年7月26日
マレーシア政府観光局広報部長のモハマッド・ラジプ・ハッサン氏

 マレーシア政府観光局は7月19日、参加学生を募集していたマレーシア招待研修プロジェクト「ルックマレーシアプログラム」に選出した10名の学生を発表した。同プログラムにはに選ばれた10名の学生を発表した。

 発表にあたり、同観光局東京支局マーケティングマネージャーの徳永誠氏は、「これまでの“ルックイースト”から“ルックマレーシア”への転換で、今の日本人が必要としているものが必ず見つかる」と説明。また発表会にあわせて来日した同観光局広報部長のモハマッド・ラジプ・ハッサン氏と広告部長のアブドゥル・カニ・ダウド氏は、「東日本大震災から復興をめざす日本人に、以前のようにマレーシアを訪問してほしい、ルックマレーシアプログラムはそのリカバリープランの1つ」と、アピールした。

 ルックマレーシアプログラムは、マレーシアでの国際交流の経験を通じて日本とマレーシアを含むアジアが明るい関係を築いていくことを検討してもらうというもの。実施にはエア・アジアX(D7)の協賛と日本アセアンセンターの後援を得ている。首都圏の大学生を対象に募集をし、約140名の応募があった。選出された学生は8月16日から9月6日までマレーシアに滞在し、ホームステイや企業訪問、現地校の授業、様々な行事に参加し、「日本とマレーシアの未来への提言」をまとめる。この内容は、マレーシア政府観光局ウェブサイトおよびJATA旅博2011で発表する。