キャセイパシフィック航空（CX）、香港ドラゴン航空（KA）、ニュージーランド航空（NZ）は6月1日から7月31日までの発券分について、燃油サーチャージを値上げすることを発表した。CXは日本／香港、台北線で現行の4500円から7000円に値上げする。香港以遠の路線については、南西太平洋や北米、欧州、中東、アフリカ、南アジア亜大陸など長距離線で現行の9000円から1万1000円へ、東南アジアや中国本土など短距離線で2000円から2400円とする。KAの香港以遠の路線についても同様に値上げする。

　また、NZは日本／ニュージーランド線で現行の1万6500円から2万1500円へと値上げする。現行から5000円の値上げとなる。

　なお、両社とも2011年6月時点で、4月から5月の2ヶ月間のシンガポールケロシン市場平均価格が1バレルあたり50米ドルを下回った場合、2011年8月発券分より燃油サーチャージを廃止する方針だ。

※記事中の燃油サーチャージ額はすべて片道ベース


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