ニュージーランド、観光復興めざし「一緒に頑張ろう」−運動で呼びかけ

  • 2011年4月14日
 ニュージーランド政府観光局、ニュージーランド航空(NZ)はこのほど、東日本大震災とクライストチャーチ震災の被災者に対し哀悼と見舞いの意をあらわすとともに、日本とニュージーランドがともに震災を乗り越え、頑張っていこうと呼びかける「Kia Kaha!」運動を開始した。運動により、両国の力を合わせて復興を進め、日本とニュージーランドの間の観光業の復興をめざす考えだ。

 「Kia Kaha」はニュージーランドの先住民族マオリの言葉で「強くあれ」という意味を持つ。震災から立ち上がり、苦しい現況を協力して乗り越えていこうという思いをこめ、運動のキャッチフレーズとして設定した。また、2国の国旗をグリーンとブルーのサークルで結んだアイコンも作成。グリーンで豊かな自然をモチーフに「安心」をあらわし、ブルーは晴れ渡る青空をモチーフに「希望」を表現した。

 ニュージーランド政府観光局とNZでは、運動専用ポータルサイトも開設。サイトでは運動用に作成したリンク用のバナーや壁紙、ポスターなどのデザインフォーマットを提供。また、Facebook、Twitter用のアイコンもダウンロード可能とした。さらにポスターやステッカー、缶バッチなどのツールをウェブサイトから申し込めるよう、オーダーフォームの設置準備も進めているという。

▽ポータルサイト
http://www.kia-kaha.net/


▽地震関連情報一覧
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