新生ジャルパックが誕生、初年度取扱人数133万人へ−ロゴも刷新

  • 2011年4月4日
 ジャルパックは4月1日、ジャルツアーズと統合し、国内旅行、海外旅行双方のホールセラーとして新たにスタートした。経営統合した2社はジャルツアーズを存続会社とし、ジャルパックへ商号を変更。管理部門はひとつに集約し、業務効率化、コスト抑制をはかる。消費者や販売店への分かりやすさを重視し、商品ブランドも「JALパック」に統一し、すでに上期商品から販売を開始している。1月17日に開催した商品発表記者会見では、2011年度は海外旅行で27万5500人、国内旅行で105万3000人と取扱目標人数をかかげている。

 また、予約システムなどは当面統合の予定はなく、それぞれのシステムをそのまま使用する。ジャルパックのウェブサイトは閉鎖し、日本航空(JL)のウェブサイトで国内外の商品情報を提供、販売していく。また、ロゴも刷新し鶴丸を取り入れた。新たな役員体制は下記の通り。


▽ジャルパック新役員体制(氏名/役職/担当業務)
大西誠氏/代表取締役社長
芳野和俊氏/代表取締役副社長/社長補佐・海外現地法人総括・CS推進部担当
吉村孝司氏/取締役/商品企画部門総括・企画業務部担当
佐野篤氏/取締役/経営企画部・人事総務部・財務部・システム企画部担当
藤田直志氏/取締役(非常勤)
森岡清人氏/取締役(非常勤)
真弓彰久氏/取締役(非常勤)
田辺晴賢氏/監査役(非常勤)
柏頼之氏/監査役(非常勤)
牧豊樹氏/執行役員/海外商品企画第1部・第2部・第3部担当
平塚和利氏/執行役員/国内商品企画部、国内仕入部、JAL楽パック事業室担当
板垣朝之氏/執行役員/販売部・ツアーセンター部担当


※訂正案内(編集部 2011年4月8日 16時52分)
田辺晴賢氏と柏頼之氏の役職に誤りがありました。お詫びするとともに修正いたします。