サービス・ツーリズム産業労働組合連合会（サービス連合）がとりまとめた3月24日現在の春闘状況は下記の通り。


＜合意＞

・三交旅行

賃金改善：正社員／現行の賃金制度の適用、契約社員／正社員とのバランスを考慮する
※生活関連手当として1人月額1000円を4月から1年間に限り支給
一時金：（夏期）支給しない、（冬期）別途協議する
※契約社員についても同様


＜大筋合意＞

・JTB北海道

賃金改善：1人当たり平均1.62％の費用改善に必要な原資を確保
※社員の本給における標禮改訂にともなう原資確保
※現一般職社員からG社員となる場合の本給タリフ改訂に必要な原資確保
※契約社員A、専門職社員、ユニバーサル社員、エキスパートフレンズ／月手当における賃金改善に必要な原資確保
※役割成果給改訂及び新たに職群に登用するために必要な原資の確保
ポイント最賃、産別際賃

・JTB関東

賃金改善：基礎月収総額に対し2.1％の改訂を実施する
※G、A、S社員／定昇、役割成果給改訂原資
※CS、EF／契約更改となるスタッフの改訂原資
※契約社員、事務嘱託の賃金改訂
ポイント最賃・産別最賃

・JTB中部

賃金改善：組合員1人当たり平均1.86％の賃金改善に必要な原資の確保
※G、C社員／定昇原資、役割成果給改訂原資
※Jスタッフ／C社員役割成果給改訂額をベースとした適正な改訂原資を確保し、契約更改する
※職群異動に必要な原資
※契約社員、事務嘱託の賃金改善
ポイント最賃、産別最賃

・JTB首都圏

賃金改善：組合員1人当たり平均2.03％の賃金改善に必要な原資の確保
※G、S社員／定昇原資、役割成果給原資
※有期契約／契約更改に必要な原資
※上期の改訂率とは別に、職群登用に必要な原資
※契約社員の賃金改訂
ポイント最賃・産別最賃
●上記の改善をおこなったうえで12月22日団交に基づく制度移行をおこなう

・JTB大阪

賃金改善：組合員1人当たり平均2.3％以上の賃金改善に必要な原資の確保
※役割成果給の改訂を実施するために必要な原資
ポイント最賃・産別最賃
●12月22日締結の確認覚書に則った新制度への適切な移行をおこなう

・JTB九州

賃金改善：組合員1人当たり平均1.50％（職群登用原資を含めた場合1.75％）の改訂原資を確保する。
ポイント最賃・産別最賃
一時金：有期契約スタッフ・エキスパートフレンズ
※2011年夏期：基礎額の1.0ヶ月
※2011年冬期：基礎額の1.5ヶ月の予算化をおこない、上期成績と年間見通しをふまえて改めて協議決定する。

・JTB西日本

賃金改善：組合員1人当たり平均2.1％以上の賃金改善に必要な原資の確保
※G社員／本給、役割基礎給の定昇、役成給改訂原資、登用原資
※契約社員、事務嘱託、契約スタッフの賃金改訂に必要な原資
※E社員／役割給、成果給の改訂を実施するために必要な原資
※S社員／役割期待給の改訂を実施するために必要な原資
ポイント最賃・産別最賃