近畿日本ツーリスト（KNT）は1月28日、京都の観光文化をプロデュースする「らくたび」とコラボレーションし、メイトのオプショナルツアーとして「『らくたび』ガイドさんと歩くオリジナル京都観光プラン」の販売を開始した。らくたびは、「洛（らく）を旅（たび）する」の略で、らくたび文庫を中心とした出版事業や、テレビ、ラジオ、インターネットで京都の魅力を全国に発信。プランは2種類で、「大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』ゆかりの地を歩く」と「意外に知らない門前町の風情を楽しむ」を設定した。

　このうち「門前町」のプランでは、今年が親鸞聖人の750回遠忌でもある東西の本願寺の門前町に着目。狭い範囲に仏壇仏具、ロウソク、和紙、漆などを扱う店が密着する同エリアの魅力を紹介する。2プランとも4月1日から9月30日までの日曜日と5月4、5日、7月18日、8月8、15、17、22日、9月19日、24日に設定し、最少催行人員は2名とした。旅行代金は2500円。ツアーの所要時間は約2時間30分から3時間。

　なお、KNTでは2011年がメイトを販売開始してから39年であることから、旅行代金3900円で、らくたびガイドが同行する「京都周遊39（サンキュー）バス」も2コース販売する。