エイチ・アイ・エス（HIS）の8月の海外旅行取扱高は前年比22.0％増の360億800万円であった。今年は、燃油サーチャージ額が値上がりしていることもあり、取扱高増加に影響した。また、昨年は9月に日並びの良いシルバーウィークがあったが、今年は8月に夏休み需要が戻ったことも要因となっている。方面別では、アメリカやヨーロッパなどの長距離方面が伸びており、特にアメリカが昨年の新型インフルエンザによる影響の反動で回復しているという。

　なお、国内旅行取扱高は3.2％減の22億2100万円と減少し、旅行総取扱高は20.3％増の382億3000万円であった。