ヴァージン・アトランティック、第2四半期も好調に推移−羽田就航は様子見

  • 2010年9月10日
 ヴァージン・アトランティック航空(VS)の2010年度第2四半期(2010年6月〜8月)が好調だ。このほど開かれた記者会見で、VS日本支社長のリチャード・マイヤースコウ氏は「好調だった第1四半期と同じくらい良い結果」と喜びを見せた。同氏によると、日本路線の売上高は前年比15%増で、旅客数も約20%増とプラス成長している。売上高も10%から12%増で、ロードファクターも6ポイント増の88%、旅客数も4%増となった。

 また、同氏は羽田空港の国際線就航に対し、羽田のさまざまな可能性には注目しているとしながらも、「VSの経営、運営方針と必ずしも一致するとわけではなく、今は様子見の段階」との考えを示した。VSでは現在、英国・日本両政府に対し、羽田の利用条件の緩和を働きかけているという。


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