三喜トラベルサービス、医療機器展・国際会議の主催者後援ツアー販売開始

  • 2010年7月12日
 近畿日本ツーリスト(KNT)のグループ会社で、海外の医学・薬学関係の国際会議の出席旅行などを扱う三喜トラベルサービス(三喜ICIC)は「MEDICA2010 国際医療機器展および国際会議出席旅行」の販売を開始した。これは2010年11月17日から20日の4日間、デュッセルドルフで開催される欧州最大の医療関係専門見本市「MEDICA2010」に参加するもの。MEDICA2010の主催者であるメッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(MDJ)と、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、ニッコー・デュッセルドルフと旅行取扱いにおいてアライアンスを組み、MDJの正式な後援ツアーとして販売する。MDJと提携して特別なサービスやメリットなどを打ち出すことで、会議出席者の個人手配に対して付加価値を訴え需要を取り込むねらいだ。

 ツアーの特典として、MDJがビジター向けに開催する事前の有料セミナーにも参加できるほか、入場券の手配でMDJの全面的なサポートが受けられる。三喜ICICによると、ツアーの参加者は病院の購買担当者や医者などの来場者もいるが、メインは医療機器メーカーなどの出展者と想定しており、事前セミナーでは初出展の企業がビジネスチャンスを最大限に活用できるようサポートをするという。

 ツアーは11月16日出発の5泊7日プランと、11月17日出発の4泊6日プランを設定。代金はLHのビジネスクラス、2名1室利用で5泊7日プランが56万1000円から、4泊6日プランが53万8000円からで、入場券代など会議登録費はツアー代金に含まない。なお、エコノミークラスの利用者向け商品は9月末に発表予定で、三喜ICICによると、すでに企業から10名以上の団体での問い合わせが入ってきているという。