コンチネンタル航空、成田/パラオ間チャーター運航予定−グアム路線も好調

  • 2010年7月5日
 コンチネンタル航空(CO)は、成田/パラオ間のチャーター便運航を計画中だ。これは、COアジア・太平洋地区支社長のマット・ミラー氏が明かしたもの。2010年度下期からの運航を視野に入れ、旅行会社と商品造成について協議している段階。ミラー氏は、「旅行会社とのパートナーシップが必要」と話しており、下期の運航に向けて積極的に働きかけていく姿勢だ。COは2009年9月に岡山/パラオ間でチャーター便を運航しているが、成田発は初めての試みとなる。

 また、COのリゾート路線としてアジア太平洋地域でのグアムの存在感が増しているという。現在、日本からは札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、岡山、広島、福岡、大阪と日本の9都市からグアムへ運航しているが、7月17日から9月26日までは、夏休みの需要の高まりにあわせ羽田/グアム間のチャーター便を毎日運航する。便数は、往復ベースで72便となり、日本発では過去最大規模という。

 さらに、ミラー氏によると、7月以降は2009年と比べて需要が回復傾向にあり、2008年と比べても好調。特に、通常夏に需要が落ち着く札幌や新潟、仙台も順調に推移していることからミラー氏は、「旅行に対する需要が戻ってきていると実感する」とコメント。今後のグアム路線についても、「グアム以遠の既存路線の増便や、機材大型化により今ある需要をさらに伸ばしていきたい」と話した。