日本航空と全日空、国交省にATI申請、提携強化に向け準備進む
日本航空(JL)と全日空(NH)は6月18日、それぞれ国土交通省に対して太平洋路線での独占禁止法適用除外(ATI)を申請した。JLはアメリカン航空(AA)と、NHはユナイテッド航空(UA)とコンチネンタル航空(CO)と申請。認可を得られた場合、それぞれのアライアンス内で路線網の調整や収入管理、販売などを共同でおこなう方針だ。
なお、国土交通省では運賃や路線網、サービスなどの面で消費者の利便増進が見込めるかどうか、関連する市場での競争を維持、活発化するものかどうかといった点を基準として審査。4ヶ月程度の審査を経て、10月末の羽田空港国際化の前に認可の判断を下す予定だ。
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