日系航空会社2社、4月の国際線旅客数は3割減、アイスランド噴火の影響で
日本航空(JL)と全日空(NH)の日系2社の4月の旅客実績が出揃った。国際線旅客数では、アイスランドの火山噴火にともなう欠航などにより2社ともヨーロッパ方面が前年と比べて約30%減少している。JLについては、事業計画見直しによって供給量が約20%減少したことも影響したようだ。
JLの国際線旅客数は事業計画の見直しによる供給量の減少などもあり前年比13.4%減の77万1779人と前年を下回った。座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)は20.6%減と大幅に減少し、旅客輸送量をあらわす有償旅客キロ(RPK)は14.2%減となり利用率は5.2ポイント改善し70.2%となった。

一方、NHの国際線旅客数は北米や中国、東南アジアが堅調に推移し、12.8%増の35万753人と前月に続きプラス成長した。ASKは2.4%減としたのに対し、RPKは2.5%増となり、利用率は73.9%と3.5ポイント増加した。
JLの国際線旅客数は事業計画の見直しによる供給量の減少などもあり前年比13.4%減の77万1779人と前年を下回った。座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)は20.6%減と大幅に減少し、旅客輸送量をあらわす有償旅客キロ(RPK)は14.2%減となり利用率は5.2ポイント改善し70.2%となった。

一方、NHの国際線旅客数は北米や中国、東南アジアが堅調に推移し、12.8%増の35万753人と前月に続きプラス成長した。ASKは2.4%減としたのに対し、RPKは2.5%増となり、利用率は73.9%と3.5ポイント増加した。
