カンタス航空、A380をメルボルン/欧米2路線に投入−基幹路線で供給量拡大

  • 2010年6月10日
 カンタス航空(QF)は、メルボルン発着のシンガポール経由ロンドン線とロサンゼルス線にエアバスA380型機を投入する計画だ。ロンドン線は現在のところ週2便を同型機で運航しているが、ロンドン線はデイリーで、ロサンゼルス線は週6便をA380型機で運航する計画。基幹路線である2路線の座席供給量を拡大するとともに、競争力の向上をねらう。

 QFでは、A380型機の所有数が現在の6機から10機に増加する見込みの2011年3月までに、段階的に運航頻度を増やす方針。7機目はシドニー/ロンドン線をデイリー化し、8機目の受納とともにメルボルン/ロンドン線を週5便に増加。同路線は、9機目で週6便、10機目でデイリー化する予定だ。一方、ロサンゼルス線は9機目で週4便、10機目で週6便とする。