ベトナム航空、日本地区総支配人が交代−前豪州地区総支配人のハイ氏が就任

  • 2010年6月1日
 ベトナム航空(VN)は6月1日付で、日本地区総支配人を交代する。2007年から日本地区総支配人を務めたグエン・クォック・トアン氏は香港地区総支配人に就き、これまでオーストラリア地区総支配人を務めたグエン・ミン・ハイ氏が着任する。

 5月27日に開催した交代レセプションでトアン氏は、ハイ氏について「経験豊かでエネルギッシュな人物。その経験を活かしてさらなる成功に寄与できるものと確信している」と紹介。ハイ氏は、「日本を常に重要な市場と位置づけており、日本とベトナムを結ぶ市場はまだまだ成長できる」と述べ、さらなる発展への意欲を見せた。なお、トアン氏が着任した約3年間で、週26便だった日本路線は週43便にまで拡大。さらに8月には中部/ホーチミン線を週2便で就航する予定で、これにより日本4都市とベトナムを結ぶ路線は週52便となる。

 レセプションに参加した日本旅行業協会(JATA)のVWC2000万人推進室室長の澤邊宏氏は、「ビジット・ワールド・キャンペーン(VWC)の重点デスティネーションとする際、日本に観光局がないベトナムのナショナルフラッグキャリアとしてその役目を担うことを依頼したが、実際に成し遂げてくれた」とトアン氏の功績を称え、2人の今後の活躍へ期待を寄せた。