4月の国際線需要は2.4%減、火山の影響で−IATA調査
国際航空運送協会(IATA)によると、2010年4月の国際線定期便の旅客需要は前年比2.4%減となった。アイスランドの火山が噴火したことで、多くの便が欠航したことが主な原因。特に欧州地域の航空会社への影響が大きく、旅客需要は11.7%減となった。全世界でのロードファクターも3月の78.0%から76.9%に下がった。
欧州以外の地域では、北米は需要が1.9%減となった一方、座席供給量の削減によりロードファクターは80.2%に増加。アジアの需要は3.5%増となり、IATAでは日本を除いたアジア全体のGDP成長率が7%増となった経済成長が牽引していると分析。また、中東は13.0%増と最大の伸び幅を記録したほか、アフリカは8.6%増、南米は1.2%増となった。
なお、5月については、4月の落ち込みの反動が見られるという。
欧州以外の地域では、北米は需要が1.9%減となった一方、座席供給量の削減によりロードファクターは80.2%に増加。アジアの需要は3.5%増となり、IATAでは日本を除いたアジア全体のGDP成長率が7%増となった経済成長が牽引していると分析。また、中東は13.0%増と最大の伸び幅を記録したほか、アフリカは8.6%増、南米は1.2%増となった。
なお、5月については、4月の落ち込みの反動が見られるという。