ロイヤル・カリビアン・インターナショナル（RCI）は、5月に実施した横浜発着クルーズの2コースで約3150名を集客し、販売目標を達成した。RCIの総代理店を務めるミキ・ツーリストによると、発売直後にリピーターなどから予約が入り始め、当初から好調に推移したという。RCIではこうした動向を受け、実施時期やコースは未定ながら、2011年も継続して横浜発着クルーズを実施することを決めている。

　今回の横浜発着クルーズは5月2日出発と5月6日出発の2コースで、GW期間にかかる2日出発のコースは3世代で参加した人が多く、10日出発のコースでは、平日ということもあり旅慣れたシニア層の参加が多かったようだ。

　また、従来ミキ・ツーリストのクルーズの取り扱いの約80％は、素材としての卸しの形態であったが、今回は同社が企画実施する募集型企画旅行としても設定。これにより、旅行会社による代理販売やユニット商品としての卸しも可能になり、特にユニット商品の取り扱いが多かったという。

　なお、予約が好調に推移した一方で、取消料の発生するタイミングでキャンセルとなった予約があったといい、キャンセルが発生する可能性を見極めた管理の仕方が課題という。出発までに細やかなケアやコンタクトをとることも重要との分析だ。


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