日本航空、バンコク線を一部減便へ−関西と中部で、全日空は通常通り
日本航空(JL)は、タイでの反政府デモの影響による情勢悪化にともない渡航需要が減少したことから、バンコク線を一部減便する。対象となるのは関空/バンコク線と中部/バンコク線。いずれもデイリー運航であるが、6月1日から6月30日まで関空便は火曜日、木曜日、金曜日、日曜日運航の週4便に、中部便は水曜日、金曜日、日曜日運航の週3便とする。成田線は通常通り運航する。
一方、全日空(NH)は現在のところ、通常通りの運航を予定。ただし、今後の状況によっては減便などの措置も検討していく可能性もあるとしている。JLおよびNHでは4月24日から、日本/バンコク間の航空券について、一部規定を設けてノーチャージでのキャンセルに対応している。JLでは路線個別のロードファクターは開示していないが、レジャー需要のほか業務渡航でも影響がみられるという。また、NHのバンコク線はロードファクターが現在、65%で推移しており、前年よりも18ポイント減少。ノーチャージでのキャンセル対応をしていることから、予約は減少傾向にあるという。
なお、外務省は5月17日、バンコクの危険情報を「渡航の延期をお勧めします」に引き上げている。
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なお、外務省は5月17日、バンコクの危険情報を「渡航の延期をお勧めします」に引き上げている。
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