エミレーツ航空、グループ純利益が148%増、利益率は9.1%に改善
エミレーツ航空(EK)の2010年3月期決算(2009年4月1日〜2010年3月31日)によると、グループ純利益は前年比248%増の42億AEDディルハム(約11億米ドル)となった。旅客、貨物部門ともにイールドは減少したものの、輸送量が増加し、グループ利益率は前年度の2.6%から9.1%に改善した。
EK単体の売上高は前年比0.4%増の435億AEDディルハム(約118億米ドル)で、純利益は316%増の35億AEDディルハム(約9億6400万米ドル)。全体の輸送量が16.9%増となったうえ、営業費は2.7%減となり、単位原価は16.6%減と大幅に削減となった。旅客数は21.0%増の2750万人で、搭乗率は78.1%。EKでは有効座席キロが20.6%増であったことを考慮し、好結果であったと評価している。
なお、燃料費は前年度より25億AEDディルハム(約6億9100万米ドル)と大幅に減少。営業費用全体に占める割合も5.3ポイント減の29.9%となった。米ガロンあたりの平均ジェット燃料が30.8%減少しており、燃油費の大幅な削減につながったという。
EK単体の売上高は前年比0.4%増の435億AEDディルハム(約118億米ドル)で、純利益は316%増の35億AEDディルハム(約9億6400万米ドル)。全体の輸送量が16.9%増となったうえ、営業費は2.7%減となり、単位原価は16.6%減と大幅に削減となった。旅客数は21.0%増の2750万人で、搭乗率は78.1%。EKでは有効座席キロが20.6%増であったことを考慮し、好結果であったと評価している。
なお、燃料費は前年度より25億AEDディルハム(約6億9100万米ドル)と大幅に減少。営業費用全体に占める割合も5.3ポイント減の29.9%となった。米ガロンあたりの平均ジェット燃料が30.8%減少しており、燃油費の大幅な削減につながったという。