KNT、第1四半期は営業収益1割減、赤字幅は縮小
近畿日本ツーリスト(KNT)の2010年12月期第1四半期(2010年1月1日〜3月31日)の連結業績で、営業収益は10.5%減の127億4700万円となったが、営業損益は30億7700万円の赤字(前年、39億8300万円の赤字)と赤字幅は圧縮した。経常損益も30億6900万円の赤字(同、40億4100万円の赤字)、純損益も34億3000万円の赤字(同、59億8500万円の赤字)となった。
旅行の取扱状況では、国内旅行は低調に推移したものの、海外旅行は個人旅行が航空券の取扱件数増加により好調であったほか、訪日旅行も中華圏の旧正月期間の旅行需要により好調に推移し、前年を上回った。
なお、受取手形や営業未収入金、利益剰余金の減少などにより、財政状態が3月末時点で3億8700万円の債務超過に陥った。しかし、販売構造や費用構造の革新をねらう中期経営計画を推進するなどの取り組みにより、債務超過の解消は可能としている。
旅行の取扱状況では、国内旅行は低調に推移したものの、海外旅行は個人旅行が航空券の取扱件数増加により好調であったほか、訪日旅行も中華圏の旧正月期間の旅行需要により好調に推移し、前年を上回った。
なお、受取手形や営業未収入金、利益剰余金の減少などにより、財政状態が3月末時点で3億8700万円の債務超過に陥った。しかし、販売構造や費用構造の革新をねらう中期経営計画を推進するなどの取り組みにより、債務超過の解消は可能としている。