ジェイティービー（JTB）は、2010年の夏期に日本航空（JL）チャーター便14本を利用し、欧州7方面の商品を設定する。ボーイングB747-400型機を使用し、5000名の送客をめざす。出発は旅行者の多い夏休みと9月の祝日にあわせた時期に設定。直行便による時間の大幅短縮と効率的なスケジュールをいかした商品で需要を拡大し、新たな地域需要の開拓につなげていく方針だ。

　今年はショパン生誕200周年で注目が集まるポーランドに初運航し、ドイツと組み合わせた商品を設定した。さらに、昨年好評だった中欧（チェコ、ハンガリー）、ギリシャや、クロアチア・スロベニア、スペインに加え、地方発着限定で人気の高いイタリア、スイスも設定する。

　ポーランドはドイツと組み合わせ、成田出発でワルシャワ着ベルリン発のオープンジョーとした。ショパン生誕200周年にちなみ、全コースにルックJTB貸切のショパンピアノコンサートを組み込んだ。また、「徒歩で国境を越える！『ポーランドのみどころとベルリンハイライト9』」では国境の町ゲルリッツで国境通過証明書をプレゼントする。8月7日出発限定で、37万9000円から用意した。

　ギリシャは成田に加え関空発着を用意。中欧やクロアチア・スロベニアは福岡や札幌からも運航する。成田発着便に対しては全国からの需要にも対応するため国内線特別プランも設定した。

　なお、成田発着のクロアチアを除く4方面は4月2日に、クロアチアは4月16日に発売する予定だ。


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