JTBワールドバケーションズ（JTBWV）は3月19日、アエロメヒコ航空（AM）のチャーター便を利用してキューバを訪れるツアーの販売を開始する。JTBWVでは、これまでもクロアチアやスロベニア、バルト3国などチャーターで新デスティネーション開発をしてきており、キューバもこの一環。これまでのチャーター便利用ツアーに参加した旅行者へのアンケートで、行ってみたい渡航先としてキューバが上位に上がったことに加え、昨年が日本とキューバの外交80周年であったことから商品設定を決めたという。7月31日、8月7日、8月14日の合計3本で500席の販売をめざす。

　現在、キューバへの旅行はカナダやメキシコを経由し、経由地で1泊する必要があるが、チャーター便を利用することで、メキシコのティファナに給油などのために立ち寄る1時間20分を含めて所要時間が17時間40分となり、日本から同日中にキューバに到着できるようになる。日程は8日間で、全6コースを用意。旅行代金は、例えばリゾート地の「バラデロ」と世界遺産のある古都トリニダー・シエンフエゴス、ハバナの3都市を周遊する商品の場合、エコノミークラス利用で39万8000円からだ。