JL再建、ワンワールド各社が追加提案−AAなど4社で総額20億ドル相当

事業提携効果の20億米ドルの内訳は、JLがワンワールドを通じて獲得している現在の収益が継続することで15億米ドル、AAとの独占禁止法適用除外(ATI)の承認を得ることで3億米ドル、BAとJLとの共同事業による2億米ドル。当初、11億米ドル以上を支援する姿勢を示していたが、3年間で約2倍となる収益を生み出す内容に改め提携のメリットを訴えた。また、自社グループに格安航空会社(LCC)であるジェットスター航空(JQ)を抱えるQFは、2つのブランドを利用したLCCの事業戦略のノウハウを提供することを提案した。
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