（ナンディ発　特派：高岸洋行）　コンチネンタル航空（CO）は12月18日、グアム／フィジー（ナンディ）線に就航した。第1便となったグアム発CO948便は、ほぼ満席でグアムを出発。約6時間20分のフライトでナンディ国際空港に到着した。空港ではポリスバンドによる歓迎の音楽などで乗客を盛大に出迎えた。COの道路線は12月23日に通年運航を再開する関空／グアム線を含め、日本の6都市（成田、中部、関空、福岡、仙台、札幌）から同日接続が可能で、日本とフィジーを乗継時間を含めて約11時間で結ぶ。

　第1便のメディア研修旅行に同行したCOアジア・太平洋地区広報本部長の永田浩二氏は、「路線開設を記念して実施した旅行招待キャンペーン『Bula！フィジー』に約5000通の応募があるなど、マーケットの反応には手応えがある。まずは週2便の運航を成功させるとともに、日本におけるフィジーおよびフィジー路線の認知度向上に努めたい」と述べた。

　フィジーでは、今年3月にエア・パシフィック航空（FJ）が日本線から完全撤退した影響を受けていただけに、グアム経由での需要取り込みへの期待は高い。フィジー政府観光局日本支局長の川端郁代氏は、「日本からフィジーへの複数あるルートの中でもグアム経由は所要時間が最も短いだけでなく、グアムと組み合わせることでフィジー旅行のバリエーションが豊富になる」と期待を示した。


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