近畿日本ツーリスト（KNT）は2月28日に東京発の運行を終了する「新幹線500系のぞみ」をホテル客室から鑑賞できるようにした宿泊プランを発売する。同車種は現在、東京駅を12時30分に出発しており、通常この時間帯はホテルのチェックアウト後やチェックイン前の時間帯であることが多い。そこで今回は各ホテルとの交渉の上、アーリーチェックインやレイトチェックアウトを可能とし、新幹線500系のぞみが通過する時間帯に客室に滞在できるようにした。利用ホテルは帝国ホテル、チサンホテル浜松町、名古屋マリオットアソシアホテルなど、東京と新横浜、名古屋、京都の計7ホテルで、旅行代金は4500円から17万3250円。

　なお、新幹線500系のぞみは1996年に製造され、鉄道ファンのなかではでトップを競うほどの人気の車種。最後の運行となる2月28日には東京駅のホームに入場制限がされるとの予想があるほど、人気が高いという。