日本旅行の10月の総販売額は21.5％減の332億7176万6000円と前年を下回った。このうち、海外旅行は19.3％減の100億4184万7000円であったものの、マッハ・ベストツアーは14.9％増の50億110万2000円と9月に続き2ヶ月連続の2桁増となった。日本旅行広報室では、燃油サーチャージが高騰した前年の実績がよくなかったことや、「8月の予約が9月だけでなく10月にも流れたり、ラストサマー大バーゲンの商品で10月にもまたぐ日程があり奏功した」と理由を説明。人員ベースでは36％増となっており、特にアジアがけん引した。他社企画は22.6％減の7億9366万円であったが、企画計で7.7％増の57億9476万2000円となった。一方、団体旅行は低調で、一般団体は32.3％減の13億8471万6000円、教育旅行団体は53.3％減の4億5369万4000円となり、団体旅行計も39.0％減の18億3841万となった。

　なお、国内旅行は22.6％減の223億6670万5000円。教育旅行団体は26.8％増の46億830万1000円、一般団体は15.3％減の42億6262万6000円となり、団体旅行計で2.4％増の88億7092万7000円。企画は赤い風船が22.4％減の44億3330万8000円、他社企画が22.4％減の9億4923万円となり、企画計で22.4％減の53億8253万8000円であった。国際旅行は20.4％減の8億5876万6000円となった。