トルコ航空（TK）の2009年第3四半期（1月〜9月）の連結決算は、総売上高が前年比11％減の32億2500万米ドル、営業利益は5％増の3億8900万米ドル、純利益は27％減の3億400万米ドルとなった。純利益の悪化は、航空業界の景気後退による有形固定資産の下落が原因。これを考慮しない場合、純利益は88％増の3億4700万米ドルになるとしている。

　1月から9月の旅客数は10％増の1863万5000人で、有効座席キロ（ASK）は21％増、有償旅客キロ（RPK）が14％増となった。座席利用率は70.9％で前年より4ポイント減少となった。

　なお、第3四半期単独（7月〜9月）では、収益が17％増の13億3400万米ドル、営業利益は51％増の2億8700万米ドルで、純利益は7％減の2億3800万米ドル。有形固定資産の下落を考慮しない場合、純利益は32％増の2億6900万米ドルと推察している。