日本航空、冬のボーナスなし−西松社長が労組に方針説明
日本航空(JL)代表取締役社長の西松遙氏は11月6日、全8つの労働組合に対して説明会を開催し、冬のボーナスを全額カットする方針を伝えた。JL広報部によると、「正式に通知したわけではない」といい、「ゼロにせざるを得ない状況であると考えを説明した」という。ボーナスが全額カットされた場合、民営化後初のこととなるが、今後の流れについては「各労組と協議に入るのか団体交渉になるのか読みにくい」とし、あくまで方針を伝えた段階であることを強調した。
なお、今年のボーナスは、当初夏冬合わせて月給2.1か月分プラス4万円を支払うことで最大労組であるJAL労働組合と合意し、夏はその半分を支払っていたという。
なお、今年のボーナスは、当初夏冬合わせて月給2.1か月分プラス4万円を支払うことで最大労組であるJAL労働組合と合意し、夏はその半分を支払っていたという。