DS模擬問題:マカオ編 世界遺産の街の博物館めぐり
問 以下のうちマカオに実在しない博物館はどれか
A グランプリ博物館
B ワイン博物館
C 競馬博物館
D 消防博物館
−−正解は下記へ
ココに注目!
▽東西交易の歴史が学べる博物館
世界文化遺産に登録された22の歴史的建造物と8つの広場を有するマカオは、街全体が巨大な博物館のようだと形容される。決して広くはない街のなかに多数の博物館が点在しており、個性的なテーマの博物館を巡る楽しみは尽きない。
マカオの歴史を知る上で興味深いのが、モンテの砦に建つマカオ博物館。3フロアに分かれた館内では、マカオとポルトガルなど西洋諸国との交易、マカオの芸術と伝統、現在のマカオやそのほか企画展示など、テーマごとに分かれた展示を見ることができる。また、東西交易の基地として栄えたマカオの歴史にスポットを当てたのが海事博物館で、観光スポットとして名高い媽閣廟のすぐ向いに位置している。大航海時代の帆船のレプリカをはじめ、17世紀のマカオの町を再現した模型、日本との交易の歴史を紹介するコーナーなどもある。
一方、マカオのランドマークのひとつともなっている聖ポール天主堂跡の裏手には、天主教芸術博物館があり、1835年に発生した天主堂の火災の難を逃れた宗教画をはじめ、歴史的価値の高い宗教芸術の作品が展示されている。隣接して日本人を含む殉教者の遺骨を安置した地下納骨堂もある。
▽ファン必見の個性派博物館
人気の高い観光スポットのひとつともなっているのが、グランプリ博物館。1954年以来マカオの市街地を舞台に毎年開催されているF3マカオグランプリにちなんだ博物館で、館内ではアイルトン・セナやミハエル・シューマッハなど、著名なレーサーが実際に乗車したマシンをはじめとするゆかりの品々が多数展示されており、ファンならぜひ足を運びたいスポットだ。実際のグランプリコースをレーサー気分で走る疑似体験ができるシミュレーターも用意されている。
グランプリ博物館に隣接したワイン博物館では、古代から現代に至るまでのワインの製造の歴史にまつわる展示品が見学できる。貴重な年代もののワインをはじめ、貯蔵庫には750種類におよぶワインが貯蔵されている。ワインの試飲や購入も可能なので、ワイン通なら見逃せないスポットといえるだろう。
パステルカラーのコロニアル調の建造物が多く残るマカオのなかで、当時の邸宅の様子をそのまま保存、見学できるスポットのひとつとなっているのが、タイパ島にあるタイパ・ハウス・ミュージアムだ。ポルトガル人の別荘だった建物を博物館として一般公開したもので、内部には19世紀から20世紀に実際に使われていた家具や調度類が置かれ、往時の暮らしぶりを偲ぶことができる。
また、ユニークなものとしてはマカオ消防署本部に併設された消防博物館がある。ここでは、かつて使われていた中国式や英国式の手動ポンプをはじめ、英国式の消防車など、消防にまつわる貴重な展示物が見学可能だ。さらにセナド広場の近くには、かつての質屋の蔵を改装し、一般公開している質屋博物館もある。
マカオの博物館巡りには、便利でお得なミュージアムパスも販売されている。有効期間は5日間で、マカオ博物館、海事博物館、グランプリ博物館、ワイン博物館、林則徐記念館、マカオ芸術博物館の6つの博物館に各1回入館できる。

正解:C

B ワイン博物館
C 競馬博物館
D 消防博物館
−−正解は下記へ
ココに注目!
▽東西交易の歴史が学べる博物館

マカオの歴史を知る上で興味深いのが、モンテの砦に建つマカオ博物館。3フロアに分かれた館内では、マカオとポルトガルなど西洋諸国との交易、マカオの芸術と伝統、現在のマカオやそのほか企画展示など、テーマごとに分かれた展示を見ることができる。また、東西交易の基地として栄えたマカオの歴史にスポットを当てたのが海事博物館で、観光スポットとして名高い媽閣廟のすぐ向いに位置している。大航海時代の帆船のレプリカをはじめ、17世紀のマカオの町を再現した模型、日本との交易の歴史を紹介するコーナーなどもある。
一方、マカオのランドマークのひとつともなっている聖ポール天主堂跡の裏手には、天主教芸術博物館があり、1835年に発生した天主堂の火災の難を逃れた宗教画をはじめ、歴史的価値の高い宗教芸術の作品が展示されている。隣接して日本人を含む殉教者の遺骨を安置した地下納骨堂もある。
▽ファン必見の個性派博物館

グランプリ博物館に隣接したワイン博物館では、古代から現代に至るまでのワインの製造の歴史にまつわる展示品が見学できる。貴重な年代もののワインをはじめ、貯蔵庫には750種類におよぶワインが貯蔵されている。ワインの試飲や購入も可能なので、ワイン通なら見逃せないスポットといえるだろう。
パステルカラーのコロニアル調の建造物が多く残るマカオのなかで、当時の邸宅の様子をそのまま保存、見学できるスポットのひとつとなっているのが、タイパ島にあるタイパ・ハウス・ミュージアムだ。ポルトガル人の別荘だった建物を博物館として一般公開したもので、内部には19世紀から20世紀に実際に使われていた家具や調度類が置かれ、往時の暮らしぶりを偲ぶことができる。

マカオの博物館巡りには、便利でお得なミュージアムパスも販売されている。有効期間は5日間で、マカオ博物館、海事博物館、グランプリ博物館、ワイン博物館、林則徐記念館、マカオ芸術博物館の6つの博物館に各1回入館できる。

正解:C