スターアライアンスは9月1日、「日中韓周遊運賃（Star Alliance Circle North Asia Fare）」の販売を開始した。スターアライアンス加盟航空会社である全日空（NH）、中国国際航空（CA）、アシアナ航空（OZ）、上海航空（FM）を利用し、香港・マカオを含む中国と日本、韓国を周遊することが可能だ。新運賃の投入により、スターアライアンスの提供する運賃は、世界一周運賃、サークルアジア運賃、サークルパシフィック運賃などと合わせて13種類となる。

　対象となる旅程には、日中韓3ヶ国をすべて含み、最低2回の途中降機と、出発国と最終到着国が同一国といった条件を設けた。また、最低滞在日数は3日で、最大滞在日数は2ヶ月。最初に搭乗する国際線は出発の7日前まで予約可能で、それ以降の便は出発前まで予約変更が可能だ。

　運賃は搭乗クラスと最大旅程マイルによって異なり、最大で4800マイルまで利用可能な「STAR1」の場合、エコノミークラスは17万円、ビジネスクラスは25万1000円、ファーストクラスは33万7000円。また6600マイルまで可能な「STAR2」では、エコノミークラスが22万3000円、ビジネスクラスが33万4000円、ファーストクラスが45万円だ。と、例えば「STAR2」の場合、飛行距離が約5500マイルとなる福岡／釜山／ソウル／北京／瀋陽／北京／上海／成都／上海／東京の旅程でも22万3000円で、普通運賃と比較して約40％割安になる。