オリエント・エクスプレスは8月26日から、ミャンマーのバガン／マンダレー間のイラワジ川を航行する「ロード・トゥー・マンダレー」のリバークルーズを再開する。同客船は08年のサイクロンの被害で運航を中止していたが、先ごろ12ヶ月におよぶ修復が終了。あわせて改装を施した。キャビン数は以前の56室から43室に減らし収容人員を108名から82名に縮小したが、キャビンのスペースを広げ、よりゆったりした滞在を可能としたほか新タイプの客室も新設した。またレストランやピアノ・バー、展望ラウンジも改装を実施するなど、全面的にリモデルしている。クルーズは3泊と4泊、7泊の基本コースのほか、年3回はミャンマー北部のバモーへの特別ツアーを予定する。

　クルーズ料金は3泊のクルーズで1名あたり22万4000円から。オリエント・エクスプレスではヤンゴンのホテル「ザ・ガバナース・レジデンス」を組みあわせたパッケージを用意しており、運航再開をきっかけに、アクティブシニアをメインターゲットとして旅行会社への販売を促進していく考えだ。