JALとANA、6月の国際線旅客数合計は23.6%減、利用率は61.4%
JALグループとANAグループの6月の国際線旅客数は、前年比23.6%減の102万6325人となった。このうち、JALグループの旅客数は24.8%減の74万9170人で、利用率は前年より10.8ポイント低下し58.9%。有効座席キロ(ASK)は11.6%減に対し、有償旅客キロ(RPK)は25.3%減で需要が供給を下回った。方面別でも全方面で前年を下回り、なかでもオセアニア線は50.4%減と半減した。最も減少幅が少ないのは中国線で16.3%減だが、これは昨年の落ち込みの反動によるもの。好調だった韓国線も25.5.%減に落ち込んでいる。
ANAグループの国際線旅客数は20.3%減の27万7155人で、利用率は前年より5.5ポイント低下の68.4%。ASKの8.8%減に対し、RPKは15.6%減と下回った。ANAグループも全方面で前年割れ。方面の区分けが大きいものの、アジア・オセアニア方面が11.2%減、ヨーロッパ方面が19.2%減、北米方面が18.3%減と、方面による差異は少ない。
▽JALグループとANAグループの国際線輸送実績
ANAグループの国際線旅客数は20.3%減の27万7155人で、利用率は前年より5.5ポイント低下の68.4%。ASKの8.8%減に対し、RPKは15.6%減と下回った。ANAグループも全方面で前年割れ。方面の区分けが大きいものの、アジア・オセアニア方面が11.2%減、ヨーロッパ方面が19.2%減、北米方面が18.3%減と、方面による差異は少ない。
▽JALグループとANAグループの国際線輸送実績
