求人情報
求人情報

全日空、国際線Fクラスの名店メニュー第4弾、懐石料理の「辻留」が監修

  • 2009年8月7日
 全日空(NH)は9月1日から日本発国際線ファーストクラスで、懐石料理の老舗「辻留」の監修によるメニューを提供する。NHはこれまでも割烹「津やま」や南仏のミシュラン2ツ星レストラン「ロアジス」、マンダリン・オリエンタル東京の監修でファーストクラス用の機内食を提供しており、今回はこの名店メニューの第4弾となる。提供期間は「秋のメニュー」が9月1日から11月30日、「冬のメニュー」が12月1日から1月31日までの予定。

 辻留は明治時代から続く老舗で、初代の辻留次郎氏が茶道裏千家の十三世家元に手ほどきを受けたのが始まり。監修した機内食メニューは、旬の素材を厳選し、素材の持ち味を生かしたという。例えば秋のメニューでは、主菜は月ごとに「甘鯛幽庵焼き」や「子持ち鮎煮浸し」、「鮭味噌幽庵焼き」を用意するほか、お造りでも「しま鯵の一塩細造り」や「天然鯛昆布〆のそぎ造りと平造り」などを提供する。

 なお、提供路線は成田発のニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ロンドン、フランクフルト、パリの各路線。予定運航機材はファーストクラスが8席のボーイングB777-300ER型機と、10席のB747-400型機。