カンタス航空、B787の受納を一部延期、キャンセルも−経営環境の変化に対応
カンタス航空(QF)グループは、発注済みのボーイングB787型機のうち、B787-8型機15機の受納を4年間後倒しし、B787-9型機15機をキャンセルすることを決めた。これは、経営環境の変化に対応したもので、ボーイングがこのほど発表したファーストフライトの延期とは無関係という。また、QFグループでは、ジェットスター航空(JQ)を含めてB787型機を国際線の座席供給量増加のための重要な要素と考えており、今回の発注変更の後もB787型機の最大の発注主であり続けるという。
変更の結果、QFグループのB787型機の確定発注数はB787-9型機が35機、B787-8型機が15機となる。最初に受納するのはJQの国際線用のB787-9型機15機で、当初計画から約3年遅れの2013年半ばから受納を開始する。
変更の結果、QFグループのB787型機の確定発注数はB787-9型機が35機、B787-8型機が15機となる。最初に受納するのはJQの国際線用のB787-9型機15機で、当初計画から約3年遅れの2013年半ばから受納を開始する。