JALグ、旅行会社専用ウェブサイトを立上げ−個人ID登録で利便性が向上

  • 2009年6月29日
 JALグループはこのほど、旅行会社を対象としたウェブサイト「JAL Sales Web」を立上げた。日本航空(JL)では、JALグループの国内線および国際線を販売する上で必要となる情報やサービスなどをより早く、見やすく提供するねらいだ。JLでは今後も旅行会社や各支店など現場の声を吸い上げ、コンテンツ内容の充実や情報発信に活かしていく。

 特徴は、発信者側主体の情報提供ではなく、受け手を意識したコンテンツ内容や表現などを工夫し利便性を向上したこと。例えば、旅行会社と営業とのやり取りで聞いた内容を反映し、ファーストクラス座席の距離感を写真と用いて説明するなど、旅行会社がより細かい手配ができるよう工夫した。また、これまでのジャル・エージェント・ウェブやアクセスからの情報提供とは違い、個人情報を事前に登録しIDとパスワードを設定、各個人の必要な情報のみを表示できるようになった。すでに6月中旬から登録を促しており、各支店や旅行会社から登録が始まっている。浸透してきた段階でジャル・エージェント・ウェブは閉鎖し全て移行する予定だ。