スカンジナビア航空、成田/エヴィネス間の直行便を計画−トロムソ便好調で

前回トロムソを選んだのは日本人にとって代表的なノルウェーの都市であることから、まずは北部エリアの観光需要を促進するねらいだった。トロムソ直行便が好調だったため、今回は技術的な面で整備され、オーロラ観測のできるロフォーテン諸島やナルビックという都市に近いエヴィネスへ運航することで新たな北部エリアの観光スポットを提案、さらなる送客を見込む。2009年3月28日限定のトロムソ直行便のほか、7月から8月に運航するベルゲン直行便が好評だったこともあり、今後北部エリアが近くなりスケジューリングやアクティビティにも幅がでることが期待される。北欧圏のネットワークの多さが強みの同社なだけに、基点を変えることでより多くの周遊ルートを考えることも可能だ。
さらに、旅客営業アシスタントマネージャーの山形園子氏はSKの航空運賃の柔軟性を強調。今まで固定であったビジネスクラスのZクラスを「Flexible」に変更するなどより細かなニーズにあわせることができ、使いやすくなっているという。このほか、ウィンタープロモーション料金も検討中だ。
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