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フリークエントフライヤーの9割がハイテク機器携行、テクノロジーの要望高く

  • 2009年6月2日
 アメリカン航空(AA)とヒューレット・パッカードカンパニーが、AAのフリークエント・フライヤーに対して実施した調査によると、搭乗客のニーズにテクノロジーが重要な位置を占めていることが分かった。対象は年間20回以上、3社以上の航空会社を利用して旅行するAAの上顧客で、1582名の回答を得た。

 これによると、調査対象の47%以上のビジネス客が空港設備の中でWi−Fi接続が「最も重要」と回答。機内食といった基本的な旅行時のニーズを30%以上の上回ったという。90%以上がノートがパソコンや携帯電話などを携行し、67.7%が「充電切れ」や「電源コンセントがない」ことを「最大の不満」と回答。電源コンセントは搭乗ゲートや機内でも高い需要があり、24%が「電源が機内における最も重要なテクノロジー設備」と回答した。

 ただし、回答者の96%は仕事はホテルでおこない、85%が空港ですると回答。機内では52.6%が仕事をするものの、仕事の作業効率が劇的に低下するとの回答が多かった。Eメールの送信や電話などは搭乗ゲートなどで急いで済ませるという回答者も76%いた。