燃油費の引き下げ、続々と−OSは3月から、GAは水準変更、SQは日系と逆転
オーストリア航空(OS)、ガルーダ・インドネシア航空(GA)、シンガポール航空(SQ)はそれぞれ、4月1日以降の燃油サーチャージ額の申請を国土交通省に届け出た。
オーストリア航空(OS)は通常の3ヶ月固定のところ、1ヶ月早く3月1日発券分から燃油サーチャージの引き下げを決定。観光・業務渡航需要の活性化、MICE需要の再開拓を目的に決定したもので、成田/ウィーン間の片道を、現行の110ユーロから35ユーロに値下げする。3月1日から3月31日発券分は認可を得ており、4月1日から6月30日発券分は認可申請中だ。
また、ガルーダ・インドネシア航空(GA)は4月1日発券分から、日本/インドネシア間のすべての航空券について、現行の1万2000円から2000円に値下げした。適用条件も変更し、廃止条件を利用者に有利となるよう、以前の49.99米ドル(50米ドルを下回ってから)から、59.99米ドル(60米ドルを下回ってから)に引き上げている。なお、海外発券の場合の燃油サーチャージ額は現行の114米ドルから20米ドルとする。
シンガポール航空(SQ)も4月1日から6月30日発券分の燃油サーチャージを引き下げ、申請。現行の9500円から4000円に改定する。これにより、従来は日系航空会社より値ごろ感のあった燃油サーチャージ額が、4月1日発券分からは値段が高くなる。SQでは「本来の意味合いどおり、燃油にかかるコストを考慮して設定している」と説明。今後の販売施策については「各営業部で考えている。燃油を足しても見劣りしないよう、料金面で魅力を出しいくことなど検討している」という。
オーストリア航空(OS)は通常の3ヶ月固定のところ、1ヶ月早く3月1日発券分から燃油サーチャージの引き下げを決定。観光・業務渡航需要の活性化、MICE需要の再開拓を目的に決定したもので、成田/ウィーン間の片道を、現行の110ユーロから35ユーロに値下げする。3月1日から3月31日発券分は認可を得ており、4月1日から6月30日発券分は認可申請中だ。
また、ガルーダ・インドネシア航空(GA)は4月1日発券分から、日本/インドネシア間のすべての航空券について、現行の1万2000円から2000円に値下げした。適用条件も変更し、廃止条件を利用者に有利となるよう、以前の49.99米ドル(50米ドルを下回ってから)から、59.99米ドル(60米ドルを下回ってから)に引き上げている。なお、海外発券の場合の燃油サーチャージ額は現行の114米ドルから20米ドルとする。
シンガポール航空(SQ)も4月1日から6月30日発券分の燃油サーチャージを引き下げ、申請。現行の9500円から4000円に改定する。これにより、従来は日系航空会社より値ごろ感のあった燃油サーチャージ額が、4月1日発券分からは値段が高くなる。SQでは「本来の意味合いどおり、燃油にかかるコストを考慮して設定している」と説明。今後の販売施策については「各営業部で考えている。燃油を足しても見劣りしないよう、料金面で魅力を出しいくことなど検討している」という。