ANAセールスはこのほど、ANAハローツアーで「旅ドキ　上海・北京・大連」の販売を開始した。昨年の地震で催行中止になっていた、四川省の九寨溝やパンダを巡る人気コースを再開。特に「パンダ・九寨溝・黄龍5日間」では、2008年度の価格帯から旅行代金を54％引き下げ、9万9800円から13万9800円に設定。四川省キャンペーンと題して小物入れをプレゼントするキャンペーンも実施する。旅行代金はパンフレット全体でも平均18％引き下げており、ANAセールスでは成田発の「旅ドキ　上海・北京・大連」で1500名の販売をめざす。

　パンフレット全体での取り組みとしては、グループ割引を実施する。これは、4名以上のグループであれば旅行代金を1名あたり5000円割り引き、6名以上であればさらに空港とホテル間の往復送迎、行程中の専用車や専属ガイドをつけるもの。また参加者全員に、飲食店などでの割引クーポンがついた「ANA’s　CHINAVI（チャイナビ）」も提供する。このほか新企画として、忙しいOLなどの女性層をターゲットに、パンダに餌をあげられる「パンダinごはん3日間」を設定。週末にかけての日程とし、参加しやすいように工夫した。

　なお、ANAセールスでは2009年度、中国旅行の回復に向けて「安心感」を打ち出し、衛生面での取り組みや現地係員の教育などを強化。イメージキャラクターには福原愛さんを起用し、需要喚起につなげる方針だ。


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