ANAセールスは1月30日から販売を開始している「ANAスカイホリデー」の09年上期商品について、前年上期と同じ93万2900人の販売をめざす。今回は昨年と比べ発売日を最大で2週間早め、4月5月出発で40日前までの申込の場合旅行代金を3000円値引きするなど早期からの取り込みをねらう。さらに、昨年4月から9月までに実施したアンケートで高い評価を得たホテルの中から一部宿泊施設に高評価マークを記載するなど消費者の意見を反映した。ANAハローツアーと同様に体の不自由な人をサポートするための専門窓口、ツアーアシストデスクを設けたほか、二人あわせて100歳以上で参加した夫婦には1名2000円分の宿泊施設内利用券を提供するなどのサービスも拡充した。

　例えば「ANA’北海道」の稚内、利尻、礼文のコースでレンタカーを利用する場合、「スイスイ島巡りレンタカープラン」であれば島ごとにレンタカーを手配する必要なく観光できるよう工夫した。「ANA’沖縄」では本島のANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートを予約した場合には、4月1日のグランドオープンを記念して4月から6月までの出発であれば1回分の夕食をサービスする。旅行代金は、4月13日出発のレンタカーなどが選べるフットワーク付き3日間で、客室がビーチサイド指定4名1室であれば1名あたり5万1500円。


▽2009年度上期販売目標（方面／前年比／目標人数）
北海道／1％減／16万9000人
沖縄／3％増／21万9500人
九州／1％増／10万6000人
関東・甲信越／変化なし／28万5500人
東北／5％減／2万1500人
関西／6％減／7万4300人
中四国／5％減／2万4100人
北陸／変化なし／1万2000人
中部／5％増／2万1000人
合計／変化なし／93万2900人