アリゾナ州、LA/フラッグスタッフ線就航で旅程に幅、7のテーマを提案

アリゾナ州を含むアメリカ西部5州政府観光局の日本地区代表の星野修氏は、最新情報の1つとして、ホライゾン航空(QX)のロサンゼルス/フラッグスタッフ線の就航を紹介。これにより、陸路でグランドキャニオンに行く場合、以前はラスベガスから5時間、フェニックスからは3時間であったが、フラッグスタッフからは1時間30分でアクセス可能となる。さらに、フラッグスタッフからはセドナまでは45分で到着するほか、メテオクレーターまでは35分、ナバホインディアンの居留地でもあるキャニオン・ディ・シェイ国立モニュメントなどの新観光地にも3時間30分で到着。星野氏は「フラッグスタッフを拠点にすることで、以前は途中宿泊が必要だった観光地にも行きやすくなる。旅程の幅が広がる」とアピールした。
今回、このほか、テーマとして紹介したのは、グランドキャニオンを谷底まで踏破するトレッキングルート、ルート66を行くフライ&ドライブ、映画のロケ地、メジャーリーグ、セドナとサンタフェをつなぐクリスタル街道、ゴルフリゾート。従来の州立公園、国立公園の大自然を主目的とする旅行にとどまらないバラエティ豊かな旅程を提案した。
▽グランドサークルは今年も大きな伸び

▽関連記事
◆ホライゾン航空、ロサンゼルス/フラッグスタッフ線就航、セドナの利便向上(2008/04/22)
◆米西部5州、通年でネットの「世界遺産ゲーム」展開し、需要喚起につなげる(2007/11/06)