HEJ、吉祥寺で北斗の拳などアニメツアーと薪能鑑賞ツアーを設定

  • 2008年9月22日
 エイチ・アイ・エス・エクスペリエンス・ジャパン(HEJ)は10月4日から13日まで、吉祥寺地域活性化事業「吉祥寺アニメワンダーランド2008」の公式ツアー5種類の販売を開始した。これは、HEJ代表取締役の野々山桂氏が吉祥寺公園通り商店会専務理事および本年度の吉祥寺アニメワンダーランドの実行委員会副実行委員長を務めていることから実現に至ったもの。

 ツアーの一例として、今年度のアニメワンダーランドのメインビジュアルに起用されている「北斗の拳」の18枚のポスターを探し、ポスターに記されたひらがな1文字をすべて集めた人の中から抽選で、作者の原哲夫氏直筆のサイン入りグッズなどを提供する。また、参加者全員にミニフィギュアとバウスシアターでの映画優待割引の特典を用意。同ツアーは参加は無料で、各日150名限定とし、開催期間中は毎日実施する。そのほか、井の頭公園散策と三鷹の森ジブリ美術館訪問ツアーや、人気アニメーションを制作する「スタジオぴえろ」の訪問ツアーなどをそろえた。

 また10月17日には、「吉祥寺 月窓寺薪能〜能楽のすべてを知りたいあなたに〜」を実施する。日本文化に興味を持つ外国人と、自国の文化をより深く知りたいという日本人を対象に設定したもの。英語の通訳案内士による案内で、最初に国立能楽堂資料展示室住友コレクションを鑑賞し、能楽についての基礎知識や演目解説などレクチャーを実施。その後、薪能を鑑賞する。演目は能が「花月」「野守」、狂言が「寝音曲」、仕舞が「頼政」で約3時間のプログラムだ。ツアーの所要時間は7時間30分で、料金は1万5800円。20名までの限定とする。