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九州国立博物館、「島津の国宝と篤姫の時代」展の入場者が10万人に

  • 2008年8月19日
 九州国立博物館は8月17日、開催中の「島津の国宝と篤姫の時代−東京大学史料編纂所20万点の世界−」展の入場者が10万人を突破した。同展は7月12日から開催しており、大河ドラマ「篤姫」の人気もあって「予想以上の入場者数だ」(同館広報課)という。10万人目となったのは大宰府市の永江武子さんと家族。「篤姫」のファンで、篤姫や島津斉彬に関する展示に興味があったという。10万人突破のセレモニーでは、九州国立博物館副館長の須田秀志氏とNHK福岡放送局副局長の北村哲氏が、同展の関連グッズを詰め合わせた記念品を贈呈した。

 なお、同展では国宝の「島津家文書」をはじめ、東京大学史料編纂所が日本史の基本史料である「大日本史料」を編纂するために収集した20万点を超える所蔵史料のなかから100点、うち国宝49点、重要文化財18点を展示している。