阪急、6月の取扱額は9%減−海外は韓国が前年30%増、予約は2倍強で推移

  • 2008年7月31日
 阪急交通社の6月の取扱額は海外旅行が9.1%減の243億3626万8000円、国内旅行が2.6%減の111億4185万7000円、外国人旅行は5.1%減の6868万3000円、合計で7.1%減の355億4680万8000円であった。海外旅行は南米の集客が良いほか、韓国は前年比30%増と好調に集客しているものの、中国、台湾、オーストラリアの集客が伸び悩んだ。中国については、定番商品や新たな取り組みの商品など、「様々な手を打っている」ところだが、現在は大連、瀋陽、旅順を周遊する4日間のツアーで3万9900円、燃油費込みで5万5000円超のツアーの販売だけが良いというものの、引き続き、回復に向けて策を講じていくという。なお、韓国については、7月、8月、9月と対前年で2倍の予約で、9月は3倍近い予約と好調な集客のようだ。