JTB、携帯向けの着地型トラベルモールを開設−参画企業の受注管理など省力化

  • 2008年7月18日
 ジェイティービー(JTB)は7月18日、携帯電話で現地ツアーなどを予約、購入できる「着地型トラベルモールJTBウォレット」サービスの提供を開始する。会員登録をすると、着地型商品の予約から決済までを携帯電話で完結でき、JTBグループのポイントプログラム、「トラベルポイント」も貯まる。着地型旅行を企画する地域の関係機関や第3種旅行業者は、システム上で商品登録や在庫管理、予約手配のほか売上集計などを一括して管理できるので、業務の効率化に繋がる。また、情報発信機能により、最新情報を消費者にすぐに伝えることも可能だ。

 JTBではこのサービスを着地型旅行のプラットフォームに位置づけ、すでに展開している現地旅行情報の検索サイト「たびけん!」と連動して商品開発や情報発信、販売拡大に取組む。第1弾では沖縄、京都、北海道、首都圏地区の一部の商品を販売。2008年度中に全国の地域事業者に広げ、500商品の取扱をめざす。


▽関連記事
JTB、自分で旅行プランを組み立て可能なユーザー参加型観光情報サイト開設(2008/06/10)

JTB、携帯電話を活用したサービスで新会社を設立、5年後に6億円めざす(2008/03/28)