KNT、下期の関空発ホリデイを発売−複数路線で減便想定も送客数2%増めざす
近畿日本ツーリスト(KNT)は、2008年度下期の関西空港発のホリデイを先行発売した。エア・カナダ(AC)のバンクーバー線やエア・タヒチ・ヌイ(TN)のパペーテ線、全日空(NH)のグアム線、ジェットスター航空(JQ)のケアンズ線などが運休、経由変更を想定する厳しい環境の中で、先行発売により需要の取り込みをねらう。2008年度下期の送客数は、前年比2%増の4万1000人を目標とする。全般的に航空座席、ランドともに仕入原価が上昇傾向にあるものの、為替の影響やコストの圧縮により、旅行代金は前年並みに抑えた。
また、ヨーロッパの商品は、2名からの申込みが多いため全設定日で2名からの催行を保証、販売しやすくしたことで取り込みを強化する。アジア商品は潜在需要を見込み、バリ、ランカウイ、プーケットなどの高級ビーチリゾートをまとめ「アジアンパラダイス」として専用パンフレットを作成、ホテル設備を含めてハード、ソフトの両面が充実していると、販売の拡大をめざす。
方面別では、ハワイが10%増の8000人、ヨーロッパが5%増の4500人、アジアが3%増の1万8000人とプラス成長を見込む。一方、アメリカ・カナダは35%減の1000人、オセアニアは6%減の3400人となっており、路線再編の影響を受けると見ている。ただし、NHのグアム線運休を想定するミクロネシアでは、4%増の6100人を見込んでいる。なお、2008年度上期商品の送客見込みと下期商品の送客目標は、下記を参照のこと。
▽KNT、関空発ホリデイ取扱見込・予想
・2008年度上期商品送客見込み ※2008年4月〜9月
(方面/送客見込数/前年比)
アメリカ・カナダ/1925人/16%減
ハワイ/7179人/18%減
ミクロネシア/7149人/7%減
ヨーロッパ/4960人/19%減
アジア/1万5588人/23%減
オセアニア/3399人/6%増
合計/4万200人/17%減
・2008年度下期商品送客見込み ※2008年10月〜2009年3月
(方面/送客計画/前年比)
アメリカ・カナダ/1000人/35%減
ハワイ/8000人/10%増
ミクロネシア/6100人/4%増
ヨーロッパ/4500人/5%増
アジア/1万8000人/3%増
オセアニア/3400人/6%減
合計/4万1000人/2%増
また、ヨーロッパの商品は、2名からの申込みが多いため全設定日で2名からの催行を保証、販売しやすくしたことで取り込みを強化する。アジア商品は潜在需要を見込み、バリ、ランカウイ、プーケットなどの高級ビーチリゾートをまとめ「アジアンパラダイス」として専用パンフレットを作成、ホテル設備を含めてハード、ソフトの両面が充実していると、販売の拡大をめざす。
方面別では、ハワイが10%増の8000人、ヨーロッパが5%増の4500人、アジアが3%増の1万8000人とプラス成長を見込む。一方、アメリカ・カナダは35%減の1000人、オセアニアは6%減の3400人となっており、路線再編の影響を受けると見ている。ただし、NHのグアム線運休を想定するミクロネシアでは、4%増の6100人を見込んでいる。なお、2008年度上期商品の送客見込みと下期商品の送客目標は、下記を参照のこと。
▽KNT、関空発ホリデイ取扱見込・予想
・2008年度上期商品送客見込み ※2008年4月〜9月
(方面/送客見込数/前年比)
アメリカ・カナダ/1925人/16%減
ハワイ/7179人/18%減
ミクロネシア/7149人/7%減
ヨーロッパ/4960人/19%減
アジア/1万5588人/23%減
オセアニア/3399人/6%増
合計/4万200人/17%減
・2008年度下期商品送客見込み ※2008年10月〜2009年3月
(方面/送客計画/前年比)
アメリカ・カナダ/1000人/35%減
ハワイ/8000人/10%増
ミクロネシア/6100人/4%増
ヨーロッパ/4500人/5%増
アジア/1万8000人/3%増
オセアニア/3400人/6%減
合計/4万1000人/2%増