埼玉高速鉄道、第2種旅行業登録を取得、車両や駅で他社旅行商品を宣伝
埼玉高速鉄道は先ごろ、第2種旅行業登録を取得し、旅行事業を開始した。自社の駅や車両内、サイトなどで他社の旅行商品を宣伝告知し、成約時に販売手数料を収受する。旅行商品の企画や主催、予約などの業務は取り扱わず、鉄道の利用者に対する宣伝に傾注することが特徴。ただし、広告の掲載費用は徴収せず、旅行会社は広告制作費以外に費用を負担する必要がないため、リスクが少ない。埼玉高速鉄道にとっても少人数で展開できるため、コストやリスクを抑えられるメリットがあるという。
販売手数料は各社との交渉で決定する。既にオリオンツアーと契約しているほか、ジャルパックや沖縄ツーリストなどと交渉中という。同社の現在の運行区間は埼玉県の浦和美園駅から神奈川県の日吉駅の間で、2007年度の利用者は1日8万400人。今年度の目標売上高は1億円で、沿線人口の増加に合わせて拡大したい考えだ。
販売手数料は各社との交渉で決定する。既にオリオンツアーと契約しているほか、ジャルパックや沖縄ツーリストなどと交渉中という。同社の現在の運行区間は埼玉県の浦和美園駅から神奈川県の日吉駅の間で、2007年度の利用者は1日8万400人。今年度の目標売上高は1億円で、沿線人口の増加に合わせて拡大したい考えだ。