日本航空、5月の国際線輸送旅客は2.3%減の97万6118人

  • 2008年7月10日
 日本航空(JL)の5月の国際線輸送実績は、旅客数が2.3%減の97万6118人となった。有償旅客キロ(RPK)は3%減、有効座席キロ(ASK)は2.8%減で、利用率は前年から0.1%ポイント減の64.5%となった。方面別に見ると、中国線の供給量を示すASKが7.3%増加したが、利用率は12.4%ポイント減となり、旅客数も16.9%減の12万9141人と減少。中国線の動向が旅客数全体の減少につながっているようだ。なお、韓国線の旅客数は5.1%増の15万5769人、グアム線は4.9%増の4万596人と堅調な動きを示している。


▽方面別輸送実績
太平洋線/20万8859人(2.4%減)/74.4%(2%ポイント減)
欧州線/9万9674人(1.1%減)/72.2%(5%ポイント増)
東南アジア線/31万3696人(0.4%増)/57.1%(1.6%ポイント増)
オセアニア線/2万8383人(4.4%減)/52.5%(1.2%ポイント増)
グアム線/4万596人(4.9%増)/67.0%(4.6%ポイント増)
韓国線/15万5769人(5.1%増)/73.3%(3.8%ポイント増)
中国線/12万9141人(16.9%減)/40.0%(12.4%ポイント減)
合計/97万6118人(2.3%減)/64.5%(0.1%ポイント減)