ルフトハンザ・ドイツ航空、パイロット訓練に32機のシミュレーターを活用

  • 2008年7月7日
 ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は、パイロットの訓練のため、異なる20種類以上の航空機に対応した32機のコックピット・シミュレーターを稼動している。LHの子会社のルフトハンザ・フライト・トレーニングがフランクフルトとベルリン、ブレーメン、ウィーンで150社以上の航空会社のパイロットの訓練を受注。シミュレーターは、動きや視界、音など本物のジェット機内の環境を再現しており、光学システムで風や天候、昼夜のほか、100以上の実際の空港の状況が表示できる。パイロット訓練生は、全ての不測の事態に対応できるよう訓練を積むことができ、LHでは年4回、通常必要とされる2倍の時間をパイロットの訓練にかけているという。