モンゴル航空、夏期に中部発着のチャーター便を運航、今年は週2便に増加

  • 2008年6月19日
 MIATモンゴル航空(OM)は、2008年7月と8月に、中部国際空港/ウランバートル間でチャーター便を運航する計画だ。木曜日と日曜日の週2往復の予定で、7月3日から開始、8月31日の便で終了する。使用機材はボーイングB737-800型機で、ビジネスクラスが12席、エコノミークラスが150席。販売代理店を務める熱誠交通によると、目標のロードファクターは平均で約65%だ。

 OMでは、2007年にも中部からチャーター便を運航していたものの、週1往復で関西国際空港経由であったため、今年の中部地域への供給座席数は前年比約4倍の2900席超となる。中部地域の海外旅行需要の伸び悩みも懸念されているが、「旅行会社の協力を得て販売していきたい」(熱誠交通)考えだ。全運航日に商品を設定したエイチ・アイ・エス(HIS)では、「直行便がこの規模で飛ぶので盛り上げるのは可能」と見込んでいる。HISでは添乗員付きの商品も合計3コース設定した。一方、JTB中部はルックJTBで、名古屋発では初めてモンゴルを取り上げ、4日間と5日間のコースやカラコルムとテレルジを周遊する8日間のコースを設定している。


▽OM、中部/ウランバートル間チャーター便運航スケジュール
ULN 05時30分発/NGO 10時30分着
NGO 11時30分発/ULN 15時10分着