アクセスランキング、1位はTGのKIX/LAX線、2位は総額表示
金曜日の燃油サーチャージに関する国交省の通達は大きな反響がありました。まだ、正式ではないものの、おおむねこの総額表示が適用されることとなるでしょう。移行期間が明確には分からないものの、旅行業の変化にもつながる動きになるかもしれません。特に、レジャー面では上期、下期で発表するパッケージツアーは6ヶ月単位から3ヶ月単位が主流になるのではないでしょうか?このところ、消費者トレンドの動きが早く、期中商品がどんどんと出てきますが、総額表示に対応をしていくには、6ヶ月ではなく3ヶ月、これよりも短い期間で対応をしていく必要があります。この外的環境を踏まえつつ、航空会社の燃油サーチャージが3ヶ月固定も多くなっていることから、6ヶ月の仕入れ、商品企画からより短い3ヶ月の流れにつながるのではないでしょうか。
キャセイパシフィック航空、ルフトハンザドイツ航空の日本支社長は旅行業界が提案した新IT運賃は出来ないという考えを示しています。外国航空会社の発言で、日系航空会社の動向が注目されるところであるものの、同じ状況ではないかと推察します。その意味でも、総額表示とそれにともなう商品構成、企画の変化は必ず訪れるような気がします。
タイ国際航空(TG)の関空/ロサンゼルス線が今週の1位で、このところの減便続きの中で、明るい話題です。関空はアメリカ路線の減少が大きな悩みでしたが、先ごろのエバー航空(BR)に続き、TGの就航で弾みがつくのではないでしょうか。ただし、問題は「安売り」しないこと。航空業界が変化している中で、安売りを繰り返すと、同じことが起こってしまいます。いかに適正価格で売るか、価格を高くするための努力、そして消費者に支持される商品作りと、実際に携わる方のご苦労は並々ならぬものがありますが、スペシャリストインタビューでも現場の最前線におられる方々も同じように感じ、そこに旅行業の魅力を感じていることも改めて確認でき、業界が変わっていく力強くを感じています。(鈴木)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(6月第2週:6月9日〜6月13日午後6時)
第1位
◆タイ国際航空、冬スケジュールから関空経由のロサンゼルス線を就航(2008/6/10)
第2位
◆燃油サーチャージは旅行代金の一部−国交省、通達案策定し総額表示推進へ(2008/6/13)
◆国交省、募集広告の燃油サーチャージ目安額表示、通達が近く発出へ(2008/6/9)
第3位
◆日本航空、8月から北米線に新シート導入−座席数減で上級クラスの比率向上(2008/6/11)
第4位
◆ルフトハンザ日本支社長のベンツ氏、新IT運賃に「燃油6ヶ月固定は難しい」(2008/6/11)
第5位
◆全日空、マイレージクラブ特典を変更−マイル交換ポイントの引き下げなど(2008/6/11)
第6位
◆「添乗労働の実時間管理は遅くとも10月出発分に」−TCSAが環境改善に依頼書(2008/6/9)
第7位
◆国交省、北京五輪期間の臨時チャーター便を許可−日系2社は運航を検討(2008/6/12)
第8位
◆マレーシア航空、全14機のA330型機を刷新、座席やカーペットなど変更(2008/6/10)
第9位
◆CXウッドロー支社長、新IT運賃は「困難」−低額サーチャージ維持し需要喚起(2008/6/9)
第10位
◆JTB、自分で旅行プランを組み立て可能なユーザー参加型観光情報サイト開設(2008/6/10)
キャセイパシフィック航空、ルフトハンザドイツ航空の日本支社長は旅行業界が提案した新IT運賃は出来ないという考えを示しています。外国航空会社の発言で、日系航空会社の動向が注目されるところであるものの、同じ状況ではないかと推察します。その意味でも、総額表示とそれにともなう商品構成、企画の変化は必ず訪れるような気がします。
タイ国際航空(TG)の関空/ロサンゼルス線が今週の1位で、このところの減便続きの中で、明るい話題です。関空はアメリカ路線の減少が大きな悩みでしたが、先ごろのエバー航空(BR)に続き、TGの就航で弾みがつくのではないでしょうか。ただし、問題は「安売り」しないこと。航空業界が変化している中で、安売りを繰り返すと、同じことが起こってしまいます。いかに適正価格で売るか、価格を高くするための努力、そして消費者に支持される商品作りと、実際に携わる方のご苦労は並々ならぬものがありますが、スペシャリストインタビューでも現場の最前線におられる方々も同じように感じ、そこに旅行業の魅力を感じていることも改めて確認でき、業界が変わっていく力強くを感じています。(鈴木)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(6月第2週:6月9日〜6月13日午後6時)
第1位
◆タイ国際航空、冬スケジュールから関空経由のロサンゼルス線を就航(2008/6/10)
第2位
◆燃油サーチャージは旅行代金の一部−国交省、通達案策定し総額表示推進へ(2008/6/13)
◆国交省、募集広告の燃油サーチャージ目安額表示、通達が近く発出へ(2008/6/9)
第3位
◆日本航空、8月から北米線に新シート導入−座席数減で上級クラスの比率向上(2008/6/11)
第4位
◆ルフトハンザ日本支社長のベンツ氏、新IT運賃に「燃油6ヶ月固定は難しい」(2008/6/11)
第5位
◆全日空、マイレージクラブ特典を変更−マイル交換ポイントの引き下げなど(2008/6/11)
第6位
◆「添乗労働の実時間管理は遅くとも10月出発分に」−TCSAが環境改善に依頼書(2008/6/9)
第7位
◆国交省、北京五輪期間の臨時チャーター便を許可−日系2社は運航を検討(2008/6/12)
第8位
◆マレーシア航空、全14機のA330型機を刷新、座席やカーペットなど変更(2008/6/10)
第9位
◆CXウッドロー支社長、新IT運賃は「困難」−低額サーチャージ維持し需要喚起(2008/6/9)
第10位
◆JTB、自分で旅行プランを組み立て可能なユーザー参加型観光情報サイト開設(2008/6/10)